![]() ボディソニックの 臨場感再現効果技術 第1章 ボディソニックに よるドキュメンタリー音な どの臨場感再現効果 第2章 振動効果装置に 至る体感振動の概念と 技術の変遷 第3章 振動効果装置 (Vibroeffect system) ボディソニック プロセッサ 映画DVD用信号処理回路 エコニック、ボードスピー カ、パネルスピーカ |
ボディソニックの臨場感再現効果技術 第1章 ボディソニックによる効果音、 ドキュメンタリー音などの臨場感再現効果 たいかん音響研究所 小松 明
1.ボディソニックによる臨場感再現効果 ボディソニックは音楽だけでなく、振動感や衝撃感を伴う音や効果音を再生すると、迫真の臨場感を再現することができる。 電車やSLの走る音、トラクタや車のエンジン音、衝突音、噴火や大砲などの爆発音、地震などによりビルなどが崩れる音etc…。これらの音は、広い周波数帯域と重低音域の成分を含み、衝撃感や振動感、時には地響きさえ伴なう。これらの音は、スピーカやヘッドホンによるオーディオの再生では、如何に音質の良い装置でも、振動感や衝撃感、地響きなどは伝わらない。これを、ボディソニックで再生すると振動感や衝撃感が再現され、スピーカやヘッドホンだけの再生では、とうてい再現することのできない迫真の臨場感を再現することができる。 以前、バイノーラル録音・再生が注目された頃、テイチクレコードの「バイノーラルヘの招待(GM-1101)」というバイノーラルレコードには、代々木駅のホームで電車を待ち、山手線に乗り込んで新宿駅で降りる場面が録音されていた。 これをボディソニックで再生すると、電車がホームに近づいてくるところで、電車の音より先に近づいてくる山手線の振動を感じ、まもなく電車の響きとともにホ−ムにすべり込んでくる迫真の臨場感が再現される。そして電車に乗ってからのリアリティーがすばらしく、電車が走りだすと、ゴットンゴットンという響きとともに本当に体がゆさぶられる。 当時の私の実験室があった建物の前には西武線が走っていたが、訪ねて来た人にこのレコードを聴かせると、西武線の電車の音と勘違いするほどだった。 2.ボディソニックが迫真の臨場感を再現する原理 その秘密は “情報を持つ体感音響振動” 振動を発生するものとして、身近なものにバイブレータがある。バイブレータは常にバイブレータの振動しか発生できず、エンジン音や爆発音の振動を発生することは出来ないので、臨場感再現のために使用しても違和感がするばかりで、臨場感の再現効果は期待できない。 これに対してボディソニックが画期的なのは、振動信号としてオーディオ信号を使用していることである。オーディオ信号によってボディソニックが発生する体感振動には音の情報が含まれており、エンジン音ではエンジンそのものの振動を発生し、爆発音では爆発そのものの振動を発生する。音楽では音の高低、強弱、リズム感を忠実に再現でき、表現の可能性を大幅に拡大することが出来るのである。 ボディソニックが発生する体感振動は 情報を持つ体感音響振動 である。これがバイブレータなどの、単なる物理的な振動とは根本的に異なる点であり、迫真の臨場感を再現できる秘密がここにある。 ハードウエア的には、主として、ダイナミック形の電気-機械振動変換器が使われ、入力信号を忠実に体感振動に変換する。 ドキュメンタリー音 3.ドキュメンタリー音の臨場感再現効果と応用例
4.問題点 しかし、ボディソニックで映画やドラマなどを見ると、振動や衝撃感を伴う場面であっても、音に低音成分が少ないと振動せず、期待する振動効果が得られなが得られない問題が起こる。その反面男性のせりふやナレーションなどで振動を発生して、不自然になってしまう問題などがある。 この問題の解決のためには、新たな体感振動の概念と技術が必要である。それらについては次章で述べる。 ページの先頭に戻る ●振動効果装置(Vibroeffect system)へ ●映画DVD用 信号処理回路へ Copyright (C) 2003-2012 Bodysonic Laboratory, All rights reserved. |